ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2021.3.12 10:00日々の出来事

目の下のクマがやばい

昨日帰宅してメガネを外したら、目の下のクマが凄いと
妻が言うので、鏡を見たらパンダみたいになっていた。

わしは昔から目の下のクマが濃いので、高校生のとき、
女の先生から「フランス人みたい」と言われていた。
そのクマは年とると疲れのバロメーターになっている。
ここ数日、女性論が描けるのだろうかという不安で熟睡
できず、ストレスが最大限に強まってしまっているのだ。

人は分からないかもしれないが、「王様は裸だ」と言って、
表現による戦いを続けてきたわしにとっては、表現規制
は最大のストレスになる。

わしを担当した編集者は知っていると思うが、わしは
道理のある言葉の言いかえはほとんどあっさり受け入れ
ている。
だが、嘘つきになる修正には応じられない。

5月発売の『コロナ論3』は今度こそ決定版のつもりで
制作している。
毎回、そうしてるのだが、終わらせまいとする勢力が執拗
だから、『コロナ論』4・5と続いていく可能性は否定でき
ないが・・・。

だが、もういい加減『コロナ論』のみで描き続けるのも
限界だ。
といって、わしが描かなくなったら、テレビの馬鹿が、
調子に乗って煽り続けるかもしれない。
だから今後は、コロナと女性論を交互に描くしかない。

女性論は、「愛子皇太子」や「女性宮家」の問題とも
繋がるし、「ゴー宣道場」の目標である「女性の地位向上」
とも繋がっている。
生きにくい男たちがミソジニーになる危険性を防ぐため
にもなる。
憎しみの連鎖を止めることが国のためにもなる。
本腰を入れて描くしかない!

とにかくストレス・マックスで、最近は熟睡できないので、
大阪ではしっかり寝られればいいのだが。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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